Google Workspace 公開ステータス ダッシュボードとサービス ステータスのアラートに関する更新情報
2021年7月22日木曜日
この記事は 7 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Workspace で新しい公開ステータス ダッシュボードをご利用いただけるようになります。この更新により、既存の「アプリケーションの停止警告」のシステム定義ルールの機能が強化されます(現行では、ステータス ダッシュボードからサービスの停止やアクセス遮断についてのメール通知を受け取るようになっています)。具体的には、アプリケーションの停止警告をアラート センターにも配信するようにシステム定義ルールを設定できるようになるほか、配信された警告を Alert Center API (英語) を使って取得できるようになります。
管理者
新しい公開ステータス ダッシュボード機能
Google Maps Platform に続き、間もなく Google Workspace ステータス ダッシュボードのユーザー インターフェースも新しくなり、重要なサービス ステータス情報をさらに簡単に確認できるようになります。ただし、この更新で公開ステータス ダッシュボードの場所が変わることはなく、RSS フィードの登録者も引き続きサポートされます。
アプリケーションの停止警告の機能が強化されます
Google Workspace の他のアラートと同様に、アプリケーションの停止警告もアラート センターで確認できるようになります。アプリケーションの停止警告は、アラート センターに表示されるその他のアラートと同じフォーマットで表示されます。
さらに、メール通知のフォーマットも更新して、重要な事象の詳細情報、影響を受けたサービスのステータス、Google Workspace ステータス ダッシュボードへのリンクなどの体系化された情報をメールで確認できるようにしました。
この他にも、アプリケーションの停止警告を Alert Center API (英語)を使って取得できるようにしたほか、「AppsOutage」というアラートの種類 (英語) で識別できるようにしました。これにより、組織内の既存のアラート機能またはチケット発行システムとの統合が可能になります。
メール通知の差出人に関する変更
アラート センターから配信される他のメール通知に合わせて、アプリケーションの停止警告のメール通知に使用される差出人メールアドレスが workspace-noreply@google.com から google-workspace-alerts-noreply@google.com に変更されます。
メール通知の件名に変更はありません(「Google Workspace: ステータスに関するアラート」のまま)。以前の差出人アドレスに基づくメール ルーティングやフィルタは適宜更新していただく必要があります。
- 管理者:
- アラート センター、メール、またはその両方でアプリケーションの停止警告を確認する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。注: アラートをメールで受信する設定にしている場合でも、アラート センターでアラートを表示するには、別途設定が必要になります。
- メール通知の差出人に関する変更: 上述のとおり、メール ルーティングやフィルタについては、workspace-noreply@google.com から google-workspace-alerts-noreply@google.com への変更に合わせて適宜更新してください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 7 月 19 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
- 新しい Google Workspace ステータス ダッシュボードは 2021 年 7 月 21 日までに利用可能になる予定です。
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様