この記事は 7 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
Google Workspace で新しい公開ステータス ダッシュボードをご利用いただけるようになります。この更新により、既存の「アプリケーションの停止警告」のシステム定義ルールの機能が強化されます(現行では、ステータス ダッシュボードからサービスの停止やアクセス遮断についてのメール通知を受け取るようになっています)。具体的には、アプリケーションの停止警告をアラート センターにも配信するようにシステム定義ルールを設定できるようになるほか、配信された警告を Alert Center API (英語) を使って取得できるようになります。


対象
管理者


利点
新しい公開ステータス ダッシュボード機能
Google Maps Platform に続き、間もなく Google Workspace ステータス ダッシュボードのユーザー インターフェースも新しくなり、重要なサービス ステータス情報をさらに簡単に確認できるようになります。ただし、この更新で公開ステータス ダッシュボードの場所が変わることはなく、RSS フィードの登録者も引き続きサポートされます。

Google Workspace ステータス ダッシュボードの UI が新しくなり、重要な情報や最新情報を簡単に確認できるようになります。
 

 
アプリケーションの停止警告の機能が強化されます
Google Workspace の他のアラートと同様に、アプリケーションの停止警告もアラート センターで確認できるようになります。アプリケーションの停止警告は、アラート センターに表示されるその他のアラートと同じフォーマットで表示されます。

今後は Google Workspace ステータス ダッシュボードだけでなく、アラート センターでもアプリケーションの停止警告を確認できるようになります。
 

 
さらに、メール通知のフォーマットも更新して、重要な事象の詳細情報、影響を受けたサービスのステータス、Google Workspace ステータス ダッシュボードへのリンクなどの体系化された情報をメールで確認できるようにしました。

アプリケーションの停止に関するメール通知を改良して、より役立つ情報、停止ステータス、詳細情報へのクイックリンクが含まれるようにしました。
 
 
この他にも、アプリケーションの停止警告を Alert Center API (英語)を使って取得できるようにしたほか、「AppsOutage」というアラートの種類 (英語) で識別できるようにしました。これにより、組織内の既存のアラート機能またはチケット発行システムとの統合が可能になります。

 
メール通知の差出人に関する変更
アラート センターから配信される他のメール通知に合わせて、アプリケーションの停止警告のメール通知に使用される差出人メールアドレスが workspace-noreply@google.com から google-workspace-alerts-noreply@google.com に変更されます。

 
メール通知の件名に変更はありません(「Google Workspace: ステータスに関するアラート」のまま)。以前の差出人アドレスに基づくメール ルーティングやフィルタは適宜更新していただく必要があります。

 
ご利用にあたって
  • 管理者: 
    • アラート センター、メール、またはその両方でアプリケーションの停止警告を確認する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。注: アラートをメールで受信する設定にしている場合でも、アラート センターでアラートを表示するには、別途設定が必要になります。
    • メール通知の差出人に関する変更: 上述のとおり、メール ルーティングやフィルタについては、workspace-noreply@google.com から google-workspace-alerts-noreply@google.com への変更に合わせて適宜更新してください。 
       
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
 
リリース スケジュール

ご利用対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様

関連情報