管理コンソールのメール転送設定を使用すると、Google Apps 管理者はドメイン全体や特定の組織部門にデフォルトのメール転送オプションを設定できます。たとえば、特定の受信メールの内容に基づいてサーバーや受信者に転送したり、セキュリティ強化のため送信前にメールがゲートウェイを通過することを義務付けていたりする場合などです。

これらの設定で管理者は、細かい制御を行うことができていますが、管理コンソールの現在の構造では見つけにくく使いづらいことに気が付きました。そのため、メール転送設定の簡略化に向けた第一歩として、本日 [Gmail] > [詳細設定] > [全般設定] 配下に [転送] という新しいセクションを追加し、ユーザーエクスペリエンスを大幅に簡略化しました。
この新しい [転送] セクションは、既存の設定 (送信ルーティング、受信ルーティング、送信ゲートウェイ、デフォルトの転送、メール転送) を統合し、管理しやすくしています。新しい [転送] 設定は、既存の転送設定と短期間共存し、すでに設定している転送ポリシーに影響はありません。

将来的には他の既存設定も新しく一元化した場所に移行し統合することで、メール転送エクスペリエンスをさらに向上させる予定です。これらの計画の詳細については、ご注目ください。

管理者が作成する新しいメール転送ポリシーでは、機能強化を目指して新しい [転送] 設定の使用をお勧めしています。使いやすさに加えて新しい [転送] 設定は、SMTP リレーメールにもメールグループに送信されたメールにも適用されます。以前の設定を使用中は、これらの機能をご利用いただけません。

新しい [転送] 設定の詳細は、ヘルプセンターをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象 

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1 〜 3 日かかります)

対象:
管理者のみ 

対応:
管理者による対応を推奨 

より詳しく
ヘルプセンター