この記事は 8 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要現在 Google では、G Suite のアラート センターの機能改良を進めています。新たに導入される機能により、ドメイン内の潜在的な問題をより簡単に見つけて共同で対処できるようになります。具体的には次のことができます。
  • 他のチームメンバーまたは自分にアラートを割り当てる
  • アラート ワークフローのステータスを管理、追跡する
  • アラートの分類および調査に重要度で優先順位を付ける
  • 特定のユーザーの関連アラートを表示する
  • 新しい検索属性を追加する
  • アラートの変更履歴を表示する
  • より簡単にアラートを検索、管理する
これまでは一部のアップデートをベータ版で提供していましたが、このたび一般リリースを開始しました。変更点の詳細については以下をご覧ください。

ご利用対象管理者のみ

利点これまでもアラート センターでは、1 か所からドメイン内の潜在的な問題に関する通知を確認し、対処することができましたが、今回の機能改善ではさらにアラート センターを活用しやすくなり、重要かつ対応可能なアラートを把握して、管理者と関連チーム間のコラボレーションをより円滑に進められます。

利用方法

  • 管理者: 詳しくは、アラート センターの使い方についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: ご対応の必要はありません。
詳細
  • アラートのステータス、担当者、重要度を設定する: セキュリティ調査を進める際にチームが担当権の取得、評価、共同作業を行うのに役立つ重要な情報を追加します。
  • より高度な検索機能を使用する: インシデント調査の際に、特定のメールアドレスを含むアラートを検索することで、アラートを簡単に見つけられます。
  • 関連するアラートを参照する: アラートの詳細ビューには、同じアクターまたはユーザーに関するその他のアラートが表示され、関連する潜在的なセキュリティ インシデントを発見するのに役立ちます。
  • アラートの変更履歴を表示する: アラートのメタデータまたはコンテンツの更新履歴を表示します。履歴には、ステータス、担当者、または重要度が変更された日時が含まれます。
  • アラートの検索と管理がより容易になる: 特定のアラート URL のブックマーク、アラートの一括削除、最終更新日時など項目を指定したアラートの並べ替えが可能です。
 
検索、フィルタ、並べ替えでアラートを簡単に見つける
 
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