モバイル端末のセキュリティがますます重要になっている中、Google Apps 管理者に管理対象の端末で発生する重要なアクティビティを監視するための改良された機能を提供したいと思います。そこで Google 端末管理によって管理されている iOS と Android 端末上のアクティビティを監査するモバイル監査をローンチしていきます。記録されるアクティビティの例としては、モバイルアプリの変更、OS アップデート、端末設定の変更が挙げられます。

これにより管理者は、有効にすべきポリシーや取るべき行動に基づいた判断を下せるようになります。例えば、ユーザーが端末を紛失したとします。これまで管理者は、その端末のデータをワイプするだけでしたが、このローンチ後、管理者は端末の追跡記録を確認することでさらに調査できるようになります。管理者が端末へのログイン失敗やシリアル番号の変更などの疑わしいアクティビティを見つけた場合、端末をワイプせずにブロックすることを選択できるようになります。

管理者は、管理コンソールの [レポート] ページにアクセスし、すべての監査イベントを確認することができます。イベント名、端末 ID、ユーザー名、日付と時刻でこれらのイベントをフィルタすることができます。さらに管理者は、アラートを設定しユーザーの端末上の特定のアクティビティが発生した際に通知を受け取ることができます。

モバイル監査と監査される全イベントの一覧は、ヘルプセンターをご覧ください。

Google Apps Unlimited ライセンス (Google Apps for Education を除く) を契約しているユーザーのみ端末イベント監査の対象になることに注意してください。

本ブログの原文 (英語) は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

展開ペース:
数週間にわたって段階的に展開

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨  

より詳しく
ヘルプセンター:モバイル監視ログ
ヘルプセンター:管理者のアラート (内容更新中)
ヘルプセンター:組織のモバイル端末の表示
Google Apps デベロッパー ブログ (英語)