この記事は 5 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


従来の Google サイトの HTML ボックスの動作をアップグレードしています。これによりパフォーマンスとセキュリティが向上しますが、一部の埋め込み要素のデザインが変更される可能性があります。その場合はサイトを編集して簡単な調整を行えば、埋め込み要素を意図したとおりに表示できます。なお、これは従来の Google サイトで管理しているサイトにのみ影響します。新しい Google サイトで管理されているサイトには影響しません。

HTML ボックスのアップグレードによる外観の変化

ボックスがアップグレードされると、表示される埋め込み要素が次のように変更されることがあります。
  • 埋め込まれたリッチ コンテンツ(Twitter の画像、ボタンなど)の外観の改善
  • 埋め込み要素の表示サイズの変化
  • 埋め込み要素のスタイルの変化

このような変更を受けて、サイト編集者は埋め込んだコンテンツが意図したとおりに表示されているかどうか確認し、必要に応じて次の操作を行うことができます。
  • 高さや幅を調整する: ボックスのサイズを埋め込みコンテンツに合わせるには、下の図のように手動で変更を加えます。
  • 書式を調整する: 埋め込み HTML をページのスタイルに合わせて調整できます。サードパーティからコードを取得した場合は、書式設定オプションがあるかどうかを確認します。

従来の埋め込み要素のデザインに戻したい場合は、[以前の html 埋め込みを使用する] チェックボックスをオンにします。この場合、埋め込み要素は 6 月 30 日の自動アップグレードまでこれまでと同じように表示されます(下記参照)。

2 段階アップグレード

この変更は段階的に 2 回に分けて行われます。
  • 第 1 段階: 編集者が従来のサイトで HTML ボックスを開いたときにアップグレードを即時開始します。
  • 第 2 段階: 6 月 30 日に、その時点で残っている従来の HTML ボックスをすべて自動アップグレードします。
従来の Google サイトの HTML ボックス調整オプション

リリースの詳細
リリース方式:
  • 第 1 段階(コンテンツの編集時にアップグレード): 即時リリースと計画的リリースの両方が対象(5 月 25 日)
  • 第 2 段階(自動アップグレード): 即時リリースと計画的リリースの両方が対象(6 月 30 日)


エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨