この記事は 12 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite セキュリティ センターに新機能が追加されます。セキュリティ センターにはセキュリティ関連の分析情報、行動につながるインサイト、おすすめの対策がまとめて表示されており、組織、データ、ユーザーの保護に役立てることができます。

今回は、セキュリティ センターのパフォーマンスや機能にさまざまな改善を加えました。特に大きく変わったのは以下の点です。

カスタムグラフを使用して、注目している情報をわかりやすくダッシュボードに表示

セキュリティ ダッシュボードにカスタムグラフを保存できるようになりました。カスタムグラフを利用することで、管理者や組織が最も注目している情報をダッシュボードで確実に確認できるようになります。カスタムグラフは、調査ツールで行ったログイベントのクエリに基づいて作成できます。詳しくは、セキュリティ ダッシュボードの概要ダッシュボードでカスタムグラフを作成する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

カスタムグラフを保存して、注目している情報がセキュリティ ダッシュボードに確実に表示されるようにできます

メール配信後のイベントログから、Gmail のインシデントをより詳細に分析

メールが送受信後にどのように処理されたかを示す、新しいメールログ イベントが追加されます。Gmail のインシデント対応の際にこのログイベントを確認すれば、憶測ではなく的確に組織内の状況を把握できます。

新しいイベントには、[開く]、[未読への変更]、[返信]、[自動転送]、[受信トレイに移動]、[ゴミ箱に移動]、[ゴミ箱からの移動]、[リンクのクリック]、[添付ファイルのダウンロード]、[ドライブへの添付ファイルの保存] があります。詳しくは、メールログ イベントの使い方についてのヘルプセンター記事をご覧ください。


Gmail メールの配信後の状況を詳しく確認できます

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite セキュリティ センターは、G Suite Enterprise と G Suite Enterprise for Education でのみ利用可能

展開ペース:
完全展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨