この記事は 3 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Google は昨年、Google ドライブのショートカット機能(ベータ版)をリリースしましたが、このたびこの機能の一般提供を開始し、G Suite をご利用のすべてのお客様および個人の Google アカウントをご利用のユーザーを対象に展開を開始することになりました。
Google ドライブでショートカットを使用すると、簡単にコンテンツを整理し、あらゆるドライブに保存された関連する情報およびファイルをユーザーに参照してもらうことができます。
ご利用対象管理者、エンドユーザー、デベロッパー

利点ショートカットを使用すると、別のフォルダとドライブ、共有ドライブ、個人の「マイドライブ」などに保存されたコンテンツを参照できます。
たとえば、マーケティング部門の田中さんが「マーケティング戦略」というドキュメントを作成して営業部門チームと共有した場合、営業部門の吉田さんは、そのドキュメントへのショートカットを自部門の共有ドライブに作成できます。これにより、営業部門の全員がすばやく簡単にファイルにアクセスできるようになります。

詳細ショートカットの公開設定と共有権限
ショートカットは、ショートカットを含むフォルダまたはドライブにアクセスできるすべてのユーザーに表示されます。ただし、ショートカットが表示されていても、参照先のファイルまたはフォルダに対する適切なアクセス権がなければ開くことはできません。
複数の場所でのファイルとフォルダの表示を簡略化
ドライブ全体で参照ファイルの管理と表示をスムーズに行えるように、オプション名を [マイドライブに追加] から [ドライブへのショートカットを追加] に変更しました。


9 月 30 日から Google ドライブのフォルダ構造と共有モデルを変更します
2020 年 9 月 30 日より、ファイルをマイドライブ内の複数のフォルダに保存することはできなくなります(Drive API を使用する場合も同様)。それ以降は、どのファイルも保存場所は 1 か所のみとなります。
2020 年 9 月 30 日を過ぎると、すでにマイドライブ内の複数の場所に保存されているファイルはすべて、段階的にショートカットに移行されます。
管理者またはエンドユーザーによるご対応の必要はありません。デベロッパーの方は、この変更と Drive API のその他の変更点について、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧ください。

ご利用方法

リリース スケジュールウェブ版 Google ドライブ

Android / iOS 版 Google ドライブ
  • 2020 年 3 月 26 日以降、段階的に展開。Android の場合はバージョン 2.20.10 以降、iOS の場合はバージョン 4.2020.08 以降のアプリが必要です。

ドライブ ファイル ストリーム
  • リリースは完了しています。バージョン 37.0 以降のアプリが必要です。

バックアップと同期
  • リリースは完了しています。バージョン 3.46 以降のアプリが必要です。

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と個人の Google アカウントを持つユーザー

関連情報

ロードマップ



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