この記事は 3 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Google では、会社員や教師、生徒の方々による在宅勤務や遠隔学習を支援するために、2020 年 7 月 1 日まで、G Suite をご利用中のすべてのお客様に Hangouts Meet の高度な機能をお使いいただけるようにしました

さらにこのたび、遠隔学習において教師と生徒の方々に Hangouts Meet をより快適にご活用いただけるよう、以下の改良を行いました。
 
  • 他の参加者をミュートまたは削除できるユーザーを、会議の作成者およびカレンダーの予定の主催者に限定
  • ニックネームが設定された会議において、最後の 1 人が退出した後は再参加が不可能に
対象管理者とエンドユーザー
今回の変更の目的このたびの機能の強化は、Education エディションをご利用の皆様に、より効果的に Hangouts Meet をお使いいただけるように実施したものです。
追加情報会議の制御機能(「ミュート」と「削除」)を強化: Education エディションをご使用の場合、会議の他の参加者をミュートまたは削除できるのは、会議の作成者、カレンダーの予定の主催者、会議室内のハードウェア デバイスで会議を作成したユーザーに限定されます。これにより、教師が作成した会議または主催するカレンダーの予定において、参加している生徒によって教師が削除またはミュートされるのを防ぐことができます。

詳しくは、教職員に会議の作成権限を割り当てる方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。会議の作成権限は、教職員が所属する組織部門に割り当てることをおすすめします。

ニックネームが設定された会議に対する教師の制御機能を強化: 以下のように作成した会議では、最後の 1 人が退出した後の再参加ができなくなります。
  • 短縮リンク(例: g.co/meet/<ニックネーム>)を使用して作成した会議
  • meet.google.com にアクセスし、[ミーティングに参加または開始] 欄に会議のニックネームを入力して作成した会議
  • Meet アプリで [会議コード] 欄に会議のニックネームを入力して作成した会議
つまり、このような会議で教師が最後に退出すれば、教師のいない会議に生徒が再参加するのを防ぐことができます。

また、「生徒が会議を作成できないようにしたい」とのご要望が一部の管理者様より寄せられています。こちらについては、教職員にのみ会議の作成権限を割り当てる方法に関するヘルプセンター記事をご確認ください。

Hangouts Meet の使用に関するその他のリソース
詳しくは、帯域幅に余裕のない環境での Meet のご利用および教師と生徒のトレーニングのヒントに関するヘルプセンター記事をご覧ください。
ご利用方法管理者: 会議の作成権限をドメイン内のユーザーに割り当てる方法についてのヘルプセンター記事をご確認ください。

エンドユーザー: ご対応の必要はありません。
リリース スケジュール
  • 即時リリースおよび計画的リリースを利用しているドメイン: これらの機能はすでに展開を開始しており、2~3 週間以内に G Suite for Education および G Suite Enterprise for Education のすべてのお客様にご利用いただけるようになる予定です。
対象
  • G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様
  • G Suite Basic、G Suite Enterprise、G Suite Business、G Suite for Nonprofits をご利用のお客様は対象外
関連情報

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