この記事は 7 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
Google エンドポイント管理と Apple Business Manager(旧 Device Enrollment Program、DEP)との連携機能をリリースすることになりました。これにより、会社で所有している iOS デバイスの配布と管理を Google 管理コンソールから安全に行えるようになります。 

今回の機能連携により、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite Enterprise Essentials、Cloud Identity Premium をご利用のお客様には、Apple Business Manager で Google エンドポイント管理を MDM サーバーとして設定していただけるようになります。


対象
管理者

利点
Google エンドポイント管理と Apple Business Manager の機能連携には以下の利点があります。
  • 会社で所有している iOS デバイスを管理コンソールから直接管理できるようになるため、組織のデータにアクセスしている他のデバイスとの一元管理が可能になります。
  • アプリのインストール、Apple アプリの使用状況、認証方法など、幅広い機能を管理できます。管理できる機能の一覧は、管理対象の会社所有 iOS デバイスの設定に関する記事よりご確認ください。
  • Apple Business Manager と Google エンドポイント管理が自動的に同期されるため、デバイスのシームレスな管理が可能です。
  • デバイスの設定と登録は、設定ウィザードに沿ってユーザー自身で簡単に行えます。
管理コンソールの Apple Business Manager の設定




ご利用にあたって役立つ情報
  • 管理者: この連携機能を使用するには、該当する組織部門の iOS デバイスに対してモバイルの詳細管理を有効にし、Apple Business Manager アカウントを設定する必要があります。会社で所有している iOS デバイスの管理を設定する方法についての詳細は、ヘルプセンター記事にてご確認ください。
  • エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。管理者によるプロビジョニングが完了したら、デバイス設定ウィザードの手順に沿ってデバイスを登録してください。設定ウィザードが完了すると Google Device Policy アプリが自動的にインストールされるため、G Suite または Cloud Identity のアカウントでアプリにログインする必要があります。


リリース スケジュール


ご利用対象
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite Enterprise Essentials、Cloud Identity Premium をご利用のお客様が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、G Suite Essentials をご利用のお客様は対象外


関連情報


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