この記事は 11 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
先日 Google は 教育機関の Google Meet での会議で利用可能な出席レポートをリリースいたしましたが、現在、会議レポートやライブ ストリーム レポートへのアクセス、制御、可視性を高めるため、一部の機能の強化に取り組んでいます。追加される機能は以下のとおりです。 
  • ライブ ストリームの視聴者数に関するデータ: 出席レポートでは、ライブ ストリームの視聴者数に関するデータが別のタブに含まれるようになります。ライブ ストリーム データには、視聴者の総数やライブ ストリーム中の視聴者数が含まれます。
  • 出欠状況の確認に対する管理者の制御: 管理者は、組織部門が出欠状況の確認機能を使用できるかどうかを選択できます。
  • レポートの作成を制御するための新しい設定: Education ドメインに属していない会議の主催者は、参加中の会議設定から会議のレポートを作成するか、会議が開始する前にカレンダーの予定からレポートを作成するかを選択できます。Education ドメインの会議主催者は、5 人以上の参加者との会議の出席レポートを引き続き自動的に受け取ります。
  • ライブ ストリーム イベントに参加中の視聴者数: ライブ ストリームの主催者と会議の参加者(ライブ ストリームの視聴者ではない)は、パソコンから Meet を介して参加する際、ライブ ストリームの参加者の総数を確認できます。
  • 出席レポートをより多くのお客様に提供: Google Workspace Essentials、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、および Enterprise Plus のお客様が出席レポートを利用できます。以前、出席レポートを利用できたのは Enterprise for Education のお客様のみでした。 


ご利用にあたって
  • 管理者: 
    • 出席レポートとライブ ストリーム レポートは、デフォルトではユーザーが利用できるようになっていますが、ドメインまたは特定の組織部門やグループが利用できないように設定することもできます。組織の出席レポートの管理について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
    • ライブ ストリームに参加中の視聴者数は、デフォルトではオンになっており、オフにすることはできません。ビデオ会議のライブ ストリーミングについて詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
  • エンドユーザー:
    • Enterprise for Education ドメインのユーザー: 会議の主催者は、5 人以上の参加者の会議の出席レポートを引き続き自動的に受け取ります。
    • 他のドメインのユーザー: 出席レポートはデフォルトではオフになっていますが、会議の主催者は、参加中の会議設定または参加前のカレンダーの予定から任意の会議の出席レポートをオンにできます。Google Meet で出席レポートをオンまたはオフにする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
    • すべてのユーザー: ライブ ストリームに参加中の視聴者数は、デフォルトではオンになっており、オフにすることはできません。ビデオ会議のライブ ストリーミングについて詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
ライブ ストリームの出席レポートの例
    ライブ ストリームの視聴者数は画面の左上に表示されます


  
リリース スケジュール
レポート内のライブ ストリーム データ: 

レポートの作成を制御するための設定(Education 以外の組織のみ):

ライブ ストリームに参加中の視聴者数: 


ご利用対象
  • Google Workspace Essentials、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、Business Standard、および G Suite Basic、Business、Education、Nonprofits をご利用のお客様は対象外


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