この記事は 2 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
このたび G Suite for Education を Google Workspace for Education にリブランド(英語)いたしました。これにより、教育機関を支援する最適なツールを決定する際に、選択肢が増え、柔軟性が向上することを願っています。また、この変更に伴い、Google Workspace for Education を利用できるエディションが 2 つから 4 つになりました。
  • Google Workspace for Education Fundamentals は G Suite for Education の新しい名称です。所定の基準を満たす学校と大学は、引き続き無料でご利用いただけます。すでにこのエディションをご使用の場合、新しい名称と新機能以外の変更はありません。詳細
  • Google Workspace for Education Standard は Education Fundamentals を基盤とする新しいオプションであり、教育機関のセキュリティを強化します。詳細
  • Teaching and Learning Upgrade は Education Fundamentals または Education Standard を基盤とする新しいオプションであり、高度なビデオ通信機能、Classroom での授業と学習を充実させる機能、批判的思考や学問的誠実性を培うツールを提供します。詳細
  • Google Workspace for Education Plus は G Suite Enterprise for Education の新しい名称であり、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade のすべての機能が含まれます。詳細
上記の変更点に加えて、ストレージ ポリシーが更新されます。詳しくは、以下をご覧ください。

新しいサービスの詳細(英語)については、Education のブログ投稿をご覧ください。また、Google Workspace for Education の各エディションの詳細な比較については、Google for Education のウェブサイトをご覧ください。 



ご利用対象
管理者



今回の変更の意義
世界中で 1.7 億人を超える生徒と教育者が Google のツールセットを使用しています。このたびリリースされた Google Workspace for Education により、教育、学習、接続、共有に必要なものすべてが 1 か所に集約され、好きなデバイスを使ってどこからでもアクセスできるようになります。また、Google Workspace for EducationIt には Google Classroom、Meet、Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど、すでにご使用のすべてのサービスも含まれます。

新しいサービスにより、幼稚園入園前から博士課程までの世界中の教育機関における多様なニーズに対応できるようになれば幸いです。 



補足情報
新しいストレージ ポリシーのご紹介
Google はこれまで、所定の基準を満たす学校と大学に対して、無制限ストレージを無料で提供してまいりましたが、2022 年 7 月に Google Workspace for Education のすべてのエディションに対して、新しいストレージ プールのモデルが実装されます。

Google は引き続き、質の高い教育体験を支援するために十分な無料ストレージなど、最高水準のエクスペリエンスを世界中のすべての教育機関に提供したいと考えております。新しいストレージ モデルでは、すべてのユーザーが共有できる 100TB のクラウド ストレージ プールが学校や大学に提供されます。これは、1 億件を超えるドキュメント、800 万件のプレゼンテーション、または 40 万時間分の動画の保存容量以上に値します。管理者がこのモデルに適応してストレージを最適化できるようにするため、ポリシーが有効になる前に、ストレージの使用方法や割り当て方法を特定して管理するためのツールが提供されます。

現時点で特別な対応は必要ありません。また、この新しいストレージ モデルによって影響を受ける教育機関は 1% 未満です。該当する教育機関には、今後数週間以内にメールでご連絡し、必要なストレージを取得するためのさまざまなオプションについて話し合う機会を設けさせていただきます。今後の変更に備える方法、または教育機関のストレージ プールを増やす方法について詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。 



ご利用にあたって
  • 管理者:
    • Google Workspace for Education への更新は自動的に行われます。G Suite for Education と G Suite Enterprise for Education のお客様の管理コンソールには、数日中に新しいエディション名である Google Workspace for Education Fundamentals と Education Plus がそれぞれ表示されるようになります。
    • 新しいサービスの詳細(英語)については、Education のブログ投稿をご覧ください。また、Google Workspace for Education の各エディションの詳細な比較については、Google for Education のウェブサイトをご覧ください。 
    • 新しいストレージ ポリシーに備える方法、または教育機関のストレージ プールを増やす方法について詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。 
  • エンドユーザー: 新しいエディションの機能が自動的に取得されます。


リリース スケジュール
  • 本日より Google Workspace for Education Fundamentals と Education Plus をご利用いただけます。Education Standard と Teaching and Learning Upgrade については、2021 年 4 月 14 日からご購入いただけます。
  • 新しいストレージ ポリシーは、2022 年 7 月に Google Workspace for Education エディションをご利用のすべての既存のお客様に適用されます。


ご利用対象
  • Google Workspace for Education Fundamentals(旧称 G Suite for Education)、Google Workspace for Education Plus(旧称 G Suite Enterprise for Education)をご利用のお客様 
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Basic、Business、Nonprofits をご利用のお客様は対象外


関連情報