AppSheet を Gmail に統合
2021年10月19日火曜日
この記事は 10 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
動的メール機能を通じて AppSheet と Gmail を統合することで、Google Workspace の柔軟性が向上します。この統合により、誰でも(技術的な知識がなくても)AppSheet を使って動的メールを作成することができます。
Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様、ならびに AppSheet をご利用のお客様は、以下の操作を行えます。
- Gmail でレンダリング可能な AppSheet アプリを作成する
- AppSheet のフォームとビューを、編集可能な埋め込み型のデータ フィールドとともに Gmail ユーザーに送信する
- AppSheet Automation を使って、追加のワークフロー(休暇や予算の承認など)をトリガーする
Gmail での AppSheet の使用例(在庫に関するリクエストの承認) |
この機能は、Google Cloud Next ‘21 の一部として、以前にお知らせしていたものです。
管理者、エンドユーザー、デベロッパー
AppSheet を使用すると、誰でも簡単にアプリケーションと自動化ソリューションを構築してデプロイできます。コーディングの経験は必要ありません。動的メールを通じて Gmail で AppSheet を使えるようにすることで、Google Workspace ユーザーは受信トレイからこれらのアプリを操作できるようになり、時間の節約と、生産性および効率性の向上を実現できます。
Google Workspace にはすでにこの機能が組み込まれており、予算、在庫、休暇の承認や、リクエストやプロジェクトへのコメント、サポート チケットの割り当て、CRM での顧客情報の更新など、さまざまな用途にご利用いただけます。
- 管理者: 管理コンソールの [その他の Google サービス] で AppSheet をオンにする必要があります。管理者は、管理コンソールで、組織に対して動的メールをオンまたはオフにすることも可能です。詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: Gmail の動的メールに、埋め込み型の AppSheet ビューが自動的にレンダリングされます。動的メールをオンまたはオフにする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- デベロッパー: AppSheet アプリの作成者は、AppSheet エディタ経由でこの機能を有効にできます。詳しくは、ハウツー動画と AppSheet ヘルプセンター記事をご確認ください。
- リリースは完了しています。
- AppSheet をご利用のお客様と、Google Cloud Search、Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様
- AppSheet Starter と Core は、有料のアドオン サブスクリプションとして、Google Workspace のすべてのエディションでご利用いただけます。Google Workspace Enterprise Plus には、AppSheet Core ライセンスが含まれています(無料)。
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 組織で AppSheet を管理する
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: 動的メールを有効または無効にする
- Google Workspace ヘルプ: メッセージを残さずにタスクを完了する
- AppSheet ヘルプセンター: Sending dynamic email from a bot(bot から動的メールを送信する)
- Cloud ブログ: Extending the value of Google Workspace to 3 billion users and counting(Google Workspace の利用者が 30 億人を突破)
- AppSheet コミュニティ: AppSheet in Gmail using dynamic emails GA(GA の動的メールを通じて Gmail で AppShee を使用する)