この記事は 10 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
動的メール機能を通じて AppSheet と Gmail を統合することで、Google Workspace の柔軟性が向上します。この統合により、誰でも(技術的な知識がなくても)AppSheet を使って動的メールを作成することができます。
 
Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様、ならびに AppSheet をご利用のお客様は、以下の操作を行えます。
  • Gmail でレンダリング可能な AppSheet アプリを作成する
  • AppSheet のフォームとビューを、編集可能な埋め込み型のデータ フィールドとともに Gmail ユーザーに送信する
  • AppSheet Automation を使って、追加のワークフロー(休暇や予算の承認など)をトリガーする
動的メールでの AppSheet の使用例(予算の承認)
Gmail での AppSheet の使用例(在庫に関するリクエストの承認)
 
 
この機能は、Google Cloud Next ‘21 の一部として、以前にお知らせしていたものです。
 
対象
管理者、エンドユーザー、デベロッパー
 
利点
AppSheet を使用すると、誰でも簡単にアプリケーションと自動化ソリューションを構築してデプロイできます。コーディングの経験は必要ありません。動的メールを通じて Gmail で AppSheet を使えるようにすることで、Google Workspace ユーザーは受信トレイからこれらのアプリを操作できるようになり、時間の節約と、生産性および効率性の向上を実現できます。
 
Google Workspace にはすでにこの機能が組み込まれており、予算、在庫、休暇の承認や、リクエストやプロジェクトへのコメント、サポート チケットの割り当て、CRM での顧客情報の更新など、さまざまな用途にご利用いただけます。
 
ご利用にあたって
  • 管理者: 管理コンソールの [その他の Google サービス] で AppSheet をオンにする必要があります。管理者は、管理コンソールで、組織に対して動的メールをオンまたはオフにすることも可能です。詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
  • エンドユーザー: Gmail の動的メールに、埋め込み型の AppSheet ビューが自動的にレンダリングされます。動的メールをオンまたはオフにする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
  • デベロッパー: AppSheet アプリの作成者は、AppSheet エディタ経由でこの機能を有効にできます。詳しくは、ハウツー動画AppSheet ヘルプセンター記事をご確認ください。
 
リリース スケジュール
  • リリースは完了しています。
 
対象
  • AppSheet をご利用のお客様と、Google Cloud Search、Google Workspace Enterprise Plus をご利用のお客様
  • AppSheet Starter と Core は、有料のアドオン サブスクリプションとして、Google Workspace のすべてのエディションでご利用いただけます。Google Workspace Enterprise Plus には、AppSheet Core ライセンスが含まれています(無料)。
 
関連情報