Google Chat の新しいベータ版にデータ損失防止機能を追加
2021年10月20日水曜日
この記事は 10 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Cloud Next ‘21 (英語) で、Google Chat に追加されたデータ損失防止(DLP)機能のベータ版についてお知らせしました。この機能により、機密情報が組織外に漏洩するのを防ぐことができます。
Chat の DLP(ベータ版)でセンシティブ データの漏洩を防止 |
Chat に DLP が追加されたことで、管理者はカスタム ポリシーを作成して、Chat から機密データが漏洩するのを防止できます。管理者は、DLP インシデントを監査(モニタリング)するか、エンドユーザーによる機密コンテンツの送信をブロックするかを選択できます。管理者にはポリシー違反のアラートが通知されるため、迅速に調査して対応することができます。
管理コンソールで DLP ルールを設定 |
このベータ版では、Chat、ドライブ、Chrome ですべて同じポリシーを設定できます。
こちらのフォーム (英語) から、組織をベータ版にご登録いただけます。
- 管理者: この機能はデフォルトで無効になっていますが、ベータ版に登録すると、ドメイン、組織部門、グループ単位で有効にできます。DLP ルールは、管理コンソールの [セキュリティ] > [データ保護] で作成できます。組織で Chat のデータ損失防止機能を有効にする方法 (内容更新中) について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
- 今すぐベータ版にお申し込み (英語) いただけます。
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: ベータ版: Chat のメッセージと添付ファイルからのデータ漏洩を防止する (内容更新中)
- Google Workspace 管理者用ヘルプ: ベータ版: ルールの監査ログ (内容更新中)
- Cloud ブログ: Extending the value of Google Workspace to 3 billion users and counting(Google Workspace の利用者が 30 億人を突破)(英語)