この記事は 10 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Google Cloud Next ‘21 (英語) で、Google Chat に追加されたデータ損失防止(DLP)機能のベータ版についてお知らせしました。この機能により、機密情報が組織外に漏洩するのを防ぐことができます。
 
Chat で機密情報を組織外と共有しようとしたときにユーザーに表示されるエラー メッセージ
Chat の DLP(ベータ版)でセンシティブ データの漏洩を防止
 
 
 
Chat に DLP が追加されたことで、管理者はカスタム ポリシーを作成して、Chat から機密データが漏洩するのを防止できます。管理者は、DLP インシデントを監査(モニタリング)するか、エンドユーザーによる機密コンテンツの送信をブロックするかを選択できます。管理者にはポリシー違反のアラートが通知されるため、迅速に調査して対応することができます。
 
 
管理コンソール内の Chat の DLP ルール
管理コンソールで DLP ルールを設定
 
 
このベータ版では、Chat、ドライブ、Chrome ですべて同じポリシーを設定できます。
 
こちらのフォーム (英語) から、組織をベータ版にご登録いただけます。
 
ご利用にあたって
 
  • 管理者: この機能はデフォルトで無効になっていますが、ベータ版に登録すると、ドメイン、組織部門、グループ単位で有効にできます。DLP ルールは、管理コンソールの [セキュリティ] > [データ保護] で作成できます。組織で Chat のデータ損失防止機能を有効にする方法 (内容更新中) について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。
  • エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
 
関連情報