この記事は 10 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Classroom の Google Meet にいくつかの新しい機能が追加されました。このたびの変更は、使い勝手と安全性の向上を目的としています。
  • クラス ストリームの横に、アクセス可能な Meet ビデオ会議のリンクが表示されるようになりました。これにより、生徒はストリームから簡単にビデオ会議に参加でき、教師はストリームから Meet リンクを管理できます。
  • 生徒は、教師が正式にクラスの Meet リンクから会議に参加するまでは、控え室にリダイレクトされます。
  • クラス名簿に登録されていないゲストが参加するには、まず「参加をリクエスト」して、教師に参加を承諾してもらう必要があります。これにより、そのクラスの生徒以外がクラスに参加することを防ぐことができます。
  • クラスの副担任は、自動的に会議の共同主催者になります。この管理ツールにより、共同主催者はクラスの担任教師がいなくても、同じ Meet リンクで会議を開始できるようになります。
 
対象
エンドユーザー(教師と生徒)
 
 
利点 これらの機能により、教師の方はこれまでよりも簡単にビデオ会議を管理できるほか、クラスの生徒ではないユーザーが会議に参加することを防いで、会議をスムーズに進行できるようになります。つまり教師と生徒の双方にとって、Google Classroom と Google Meet の使い勝手と安全性が全体的に向上します。
 
 
補足情報
Meet リンクの生成後に副担任を追加または削除した場合は、主催者のステータスを更新するために、Meet リンクをもう一度生成する必要があります。この点につきましては、現在、主催者のステータスが自動的に更新されるようにする機能改善に取り組んでおり、今年中の実装を予定しております。
 
ロールアウトの進捗状況、追加のヒント、よくある質問や、このリリースに関するその他の役立つ更新情報につきましては、このフォーラムの投稿を随時ご確認ください。
 
ご利用にあたって
  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はありませんが、これらの機能を Google Classroom で利用できるようにするには、Google Meet をオンにする必要があります。機能について詳しくは、Meet の設定と管理Meet を使って遠隔学習を行うをご確認ください。
  • エンドユーザー: Google Classroom で作成された新しい会議では、これらの機能がデフォルトでオンになります。既存のクラスの Meet リンクについては、リンクをリセットすると、更新された機能を利用できます。ビデオ会議を開始する手順については、教育者向けのビデオ会議を開始するをご確認ください。
リリース スケジュール
対象
  • コアサービスとして: Google Workspace Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus をご利用のお客様
  • 追加サービスとして: Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様
関連情報 ロードマップ