この記事は 6 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
ブレインストーミング セッション中にホワイトボードを使用すると、グループで問題解決に取り組みやすくなります。しかし昨今のハイブリッドな業務環境では、対面での会議参加者がリモート参加の同僚とホワイトボードを使って共同作業を行うのは難しいケースが考えられます。
 
この点を改善して会議をよりインクルーシブなものにし、コラボレーションを行いやすくするために、Google Meet ハードウェアでホワイトボード カメラをサポートすることになりました。なお、サポート対象となる最初のカメラは Logicool Scribe です。会議室で実際にホワイトボードに書かれた内容を Logicool Scribe を使って会議中に動画として共有し、内容を会議のリモート参加者に見てもらうことができます。
 
また、タッチ コントローラの UI を更新しました。[動画共有を開始] ボタンを押して、新しく登場した [ホワイトボード カメラ] オプションを選択することで、会議室内のホワイトボードを簡単に共有できるようになっています。
Google Meet ハードウェアで新たにホワイトボード カメラをサポート
  対象
管理者とエンドユーザー
 
 
利点
この機能を使用することで、どこにいる会議参加者とでも、ホワイトボードに書かれた内容をより簡単に共有できるので、さらに効果的にコラボレーションを進められます。
 
 
補足情報
Logicool Scribe は、コンテンツ カメラという新しいカテゴリにおいて、Google Meet ハードウェアでの使用が認定された最初のホワイトボード カメラです。コンテンツ カメラのサポートを拡大するために、さらにパートナーシップを広げてまいります。サポート拡大の際には随時お知らせします。
Logitech Scribe
 
 
ご利用にあたって
  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はありませんが、ホワイトボード カメラがオフラインになったときにアラートを受け取りたい場合は、管理コンソールでデフォルトのホワイトボード カメラを設定できます。デフォルトの周辺機器のカメラを設定する方法は次のとおりです。
    • メニュー > [デバイス] > [Google Meet ハードウェア] > [デバイス] に移動します
    • 一部の機能については、Google Meet ハードウェアに対するデバイスの管理権限が必要になる場合があります
    • [接続されている周辺機器] で、デフォルトとして設定する周辺機器にカーソルを合わせ、[デフォルトに設定] をクリックします
  • エンドユーザー: この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。ホワイトボード機能を使用するには、Logicool Scribe を Google Meet ハードウェア デバイスに接続しておく必要があります。
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様。ご利用には、タッチ コントローラに対応した Google Meet ハードウェア キットおよび自動更新の有効期限内の Google Meet ハードウェア デバイスが必要です。
関連情報