Google カレンダーの予約スケジュールを改善する新しい機能
2024年2月15日木曜日
この記事は 1 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
昨年、より適切な会議時間の設定や、好みに合わせたカレンダー ビューの調整を可能にする、新しい予約スケジュール機能の提供を開始しました。現在の予約スケジュールの使い勝手をさらに改善するために、以下のオプションを追加しています。
- 他のユーザーと予約をホストできるよう、設定する際に最大 20 人の共同主催者を予約スケジュールに追加できます。
- 予備のカレンダーに予約スケジュールを作成できます。これまでは、自分のメインのカレンダーにしか予約スケジュールを作成できませんでした。今後は、予備のカレンダーでもスケジュールを作成したり、追加された予定を確認したりできます。この機能は、チームなど複数のユーザーが同じオフィスアワーにアクセスする必要がある場合などに特に便利です。予備のカレンダーを使用する権限のあるすべてのユーザーは、スケジュールを変更したり、追加された予約を確認したりできます。予約スケジュールから予備のカレンダーの空き時間を確認することはできますが、予備のカレンダーにアクセスできるユーザーの空き時間を確認することはできません。
- アクセス権の委任機能が予約スケジュールでも使えるようになります。現在、アクセス権の委任機能を使用すると、本人以外のユーザー(秘書など)が Google Workspace のアカウントにアクセスし、代理でメールを送ったりカレンダーの招待状を管理したりできます。今後は、アクセス権を委任されているユーザーは、メインのカレンダーの予約スケジュールも編集したり削除したりできるようになります。
- [カレンダーで空き情報を確認する] を選択することで、予約スケジュールに追加されたカレンダーの空き情報を確認するかどうかを決められます。この設定のチェックを外すと、いずれかのカレンダーで競合があっても、ユーザーはその枠を予約できるようになります。この機能は、既存の会議より追加された新しい予約を優先したい場合に便利です。
必要なご対応について
- 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
- エンドユーザー:
- ドメイン外のグループまたはユーザーを共同主催者として追加することはできません。
- 共同主催者は、予約スケジュールの詳細を確認したり、変更したりすることはできません。ただし、スケジュールが共有カレンダーに作成された場合は、共同主催者は詳細を確認したり変更したりできます。
- 予約は、主催者および共同主催者のメインのカレンダーで確認できます。
- [カレンダーで空き情報を確認する] 機能はデフォルトでオンになっています。オフにしたい場合は、予約スケジュールの編集画面で [カレンダーで空き情報を確認する] のチェックを外します。
- 共同主催者のカレンダーの空き時間が、自動的に確認されることはありません。[カレンダーで空き情報を確認する] のセクションで共同主催者のカレンダーを選択すると、共同主催者の空き時間も確認対象にできます(対象となるカレンダーを登録している場合)。
- 詳しくは、ヘルプセンターで予約スケジュールを作成すると空き時間をカスタマイズするをご覧ください。
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2024 年 1 月 30 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 2 月 12 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
共同主催者、予備のカレンダー、アクセス権の委任:
- Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade、Nonprofits
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