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この記事は 9 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


2018 年 10 月 17 日、Google ドライブの Microsoft Office ファイルのリアルタイム プレゼンス機能が、すべての G Suite ドメインでご利用いただけるようになります。リアルタイム プレゼンスの管理設定は、本日よりご利用いただけます。

この機能はドライブ ファイル ストリームに含まれており、Google ドライブで Microsoft Office ファイルを編集する際のバージョン競合防止に役立ちます。リアルタイム プレゼンスとは、ドライブ ファイル ストリームに保存されている Word、Excel、PowerPoint ファイルを他のユーザーが編集しているかどうかをリアルタイムでユーザーに知らせるものです。この機能のエンドユーザー向けの提供は 10 月 17 日に開始されます。

ドライブで Microsoft Office ファイルを編集する際のバージョン競合を防止

リアルタイム プレゼンスを使えば、Microsoft Office ファイルを開いているときに、そのファイルを他のユーザーが表示または編集しているかどうかがわかります。双方にアラートが表示されるので、バージョン競合を回避できるようになります。競合が発生した場合は、ドキュメントの別のバージョンを並べて表示することで、ドキュメントを最新のファイルに簡単に統合できます。詳細と機能の特徴については、次のリソースをご覧ください。


管理設定の提供を開始

組織でリアルタイム プレゼンスを利用できるようにするかどうかは、管理者が選択できます。管理設定はすでに利用可能で、デフォルトでオンになっています。リアルタイム プレゼンスは、ドメイン全体またはドメイン内の組織部門別に無効にすることができます。設定を変更するには、管理コンソールで [アプリ] > [G Suite] > [ドライブとドキュメント] > [機能とアプリケーション] > [ドライブ ファイル ストリームからの Microsoft Office のリアルタイム プレゼンス機能の有効化をユーザーに許可する] に移動します。

管理者は、Microsoft Office のリアルタイム プレゼンスをパソコンごとに有効または無効にする設定を展開することで、さらに細かく制御することもできます。

エンドユーザー機能は 10 月 17 日に提供開始

ドライブ ファイル ストリームをご利用の場合は、10 月 17 日以降にドライブ ファイル ストリームに保存されている Office ファイルを開くと、お知らせが表示されるようになります。これは、リアルタイム プレゼンス機能を使えば、ドライブに保存された Microsoft Office の共有ファイルを編集している他のユーザーを確認できることを説明するメッセージです(下図)。この機能を有効にすると、フォーカスがあるメインの Word、Excel、PowerPoint ウィンドウの右下に、リアルタイム プレゼンスのステータスを示す小さいウィンドウが表示されます。
Mac OS の場合、リアルタイム プレゼンスを有効にすると、ユーザーがアクセス許可を付与する必要が生じることがあります。また、リアルタイム プレゼンスを利用する前に、本人確認のため G Suite アカウントへのログインを求められることがあります。G Suite をご利用の組織では、10 月 17 日よりヘルプセンターでリアルタイム プレゼンスの使い方についてのページをご覧いただけるようになります。

リリースの詳細
リリース方式:
  • 管理コンソールの設定: 即時リリースと計画的リリースの両方が対象(本日)
  • ドライブ ファイル ストリームのバージョンに含まれるエンドユーザー機能: 即時リリースと計画的リリースの両方が対象(10 月 17 日)

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
G Suite アップデート ブログ: Google ドライブで Microsoft Office ファイルを編集する際のバージョン競合を防止する
デモ動画: Microsoft Office のリアルタイム プレゼンス(英語)
ヘルプセンター: ドライブ ファイル ストリームを使用して自分のパソコンから職場や学校のファイルにアクセスする

この記事は 9 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite ブログとの同時投稿)

世界中の企業が働き方を変革する方法を探り、アイデアの交換を活性化し、組織の縦割りをなくし、さらなる成長を求めてコラボレーションを促進するデジタル改革を模索しています。患者のケアの効率化を目指す SCL Health のようなヘルスケア企業であれ、リアルタイムでのコラボレーションを求める Nielsen のようなメディア企業であれ、ひとつとして同じ組織はなく、必要としているものもそれぞれ異なります。

そこで企業が目を向けているのは、より多くの情報が得られると同時にデータを安全に保つためのポリシーを詳細に管理できる、G Suite のようなクラウド ネイティブ アプリです。

本日 Google が発表する 2 つの新機能は、管理者が組織に関してより多くのインサイトを得て、従業員が組織の発展に寄与する仕事に集中できるようにするためのものです。

組織のコラボレーションの状況をワーク インサイトで確認

ワーク インサイトは、G Suite によって促進される組織内のデジタル改革の影響を測定、把握するための専用ツールです。ワーク インサイト(現在はベータ版)を使うことで、管理者は組織における G Suite の導入に関するインサイトをチームレベル(10 人以上で集計)で簡単に確認でき、G Suite アプリの導入パターンを把握できるようになります。

管理者はワーク インサイトの普及率グラフから傾向を分析し、導入の進捗状況を時系列で追跡できます。どのアプリが広く使われているか、どのアプリをどのチームが使用しているかを確認でき、さらに追加トレーニングの必要性を評価して特定できます。これは、従来のツールから G Suite に移行している場合に特に役立ちます。



また、ワーク インサイトを使用して、組織全体でのチーム間のコラボレーションについて知ることもできます。たとえば、マーケティング チームと連携している営業チームのユーザーの割合を迅速に表示して、共同で会議をしているのか、ドキュメントを作成しているのかなど、コラボレーションのパターンを確認できます。経営陣はこのインサイトを使って、コラボレーションの強化や縦割りの解消を図る機会を見つけられるようになります。

新しい調査ツールで潜在的なセキュリティ リスクを把握、軽減

ビジネスの安定には組織内で何が起こっているかを把握することも重要であり、企業はシンプルなセキュリティ管理方法を必要としています。そこで Google では年初に G Suite にセキュリティ センターを導入し、セキュリティ分析、行動につながるインサイト、Google が推奨するおすすめの方法などを 1 か所で把握できるようにしました。

本日、セキュリティ センターの調査ツールを一般リリースいたします。これによりセキュリティ センターの予防機能と検知機能が統合的に改善されることになります。管理者は、端末の不審なアクティビティを特定したり、Google ドライブで外部と共有されているアイテムの有無を確認してアクセス許可を取り消したり、悪意のあるメールを削除したりすることができます。



調査ツールの UI はシンプルで、ログ分析のために複雑なスクリプトを作成する手間がかからず、脅威を簡単に特定できるようになります。修正管理機能により、管理者は数回のクリックでインシデント対応をドメイン全体に拡大できます。G Suite Enterprise のお客様は本日より調査ツールをご利用いただけます。詳細

G Suite のこのようなインサイトをチーム間の連携強化にお役立てください。詳しくは、G Suite のウェブサイトをご覧ください。

この記事は 9 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite ツールの普及率を詳細に示す新しいツールであり、G Suite の組織への効果を簡単に評価できるワーク インサイトをご提供することになりました。ワーク インサイトは、G Suite Enterprise または G Suite Enterprise for Education をご利用の組織向けにベータ版での提供を開始しています。G Suite 管理者はこちらのフォームからベータ版にお申し込みいただけます。

組織における G Suite の効果を確認

ワーク インサイトの導入により Google が目指しているのは、G Suite によるコラボレーションの促進と、組織における職場文化の向上に関する経営陣レベルのインサイトを管理者に提供することです。ワーク インサイトのダッシュボードを使えば、G Suite の利用に伴う組織全体の変化を次の点から確認できます。
  • 普及率 - どのチームが G Suite を採用しているか、どのアプリが最もよく使用されているか
  • コラボレーション - 会議、ファイル共有、ドキュメントの共同編集を通じてチーム間でどのように連携しているか
  • アクティビティ - 各チームでどのアプリを最も長く使用しているか、会議の所要時間はどのぐらいか
ダッシュボードの指標は、従業員はどのぐらいの時間で G Suite を受け入れているか、チーム間はどのようにコラボレーションしているか、G Suite サービスは期待どおりに使用されているか、ユーザーは新しいワークフローを理解するために追加のトレーニング リソースが必要かを把握するのに役立ちます。

組織全体での比較

指標のカテゴリごとに、組織部門単位でインサイトを比較できます。また、チームレベルの統計を企業全体のデータと比較することによって、使用状況と普及率を評価することもできます。これは、使用傾向を見極め、普及率のパターンを確認して、組織内のばらつきに関するインサイトを得るのに役立ちます。

なお、組織レベルのチームのインサイトは 10 人以上のチームのみに表示されます。
 
組織全体での G Suite の利用状況確認
組織におけるチーム間のコラボレーションの確認
ワーク インサイト(ベータ版)はお申し込み受付中です

ワーク インサイトは、G Suite Enterprise および G Suite Enterprise for Education版 限定でご利用の組織向けにベータ版での提供を開始しています。なお、アクセスできるのは管理者のみです。詳細とお申し込みについては、こちらのフォームをご覧ください。

この記事は 9 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

7 月にアーリー アドプター プログラム(EAP)でリリースいたしました調査ツールですが、このたび一般提供(GA)を開始することになりました。この調査ツールは、G Suite 管理者やセキュリティ アナリストが、組織内に存在するセキュリティ上の脅威を特定し、優先順位を付けて解決するのに役立ちます。このツールはセキュリティ センターの既存の機能を基に構築されていて、管理者は次のことを行えます。
 
  • 検索オプションを使用して、ドメイン内のセキュリティに関する問題を特定する
  • ユーザー、端末、データに対する脅威に優先順位を付ける
  • 脅威の範囲の拡大と影響度を抑えるために、全体的な対応を行う
EAP でのリリース以来、参加者の皆様からのフィードバックを基に、サービスの向上に努めてまいりました。今回のリリースには、次の新機能が追加されています。
 
  • 社内の人物による情報の漏洩リスクを防ぐためにセキュリティを強化 - 調査ツールでの大規模な操作を確認するために、2 人目の管理者を置く必要があります。
  • インシデントの調査中により詳細な情報を確認 - メールヘッダーを分析して、メールの重要な属性や配信パスを確認できます。また、チームドライブの設定を視覚的に確認できるようになったほか、アクセス権限を調査ツールから直接変更できるようになりました。
  • インターフェースを簡略化 - ユーザーのオートコンプリート機能により、調査ツールで入力を開始すると、組織内のユーザーのメールアドレスや名前が自動的に入力されます。
組織のデータのセキュリティ管理に、この調査ツールをぜひご活用ください。ドメインでのセキュリティに関する問題を視覚的に把握するために使用できるツールについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education が対象

展開ペース:
完全展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
G Suite アップデート ブログ: G Suite セキュリティ センターの新しい調査ツールで脅威に優先順位を付けて解決(アーリー アドプター プログラム)
G Suite ブログ: Gain deeper organizational insights with new features in G Suite

この記事は 9 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Hangouts Chat は簡単かつ効率的にコミュニケーションをとれるツールですが、チャット メッセージに邪魔されることなく作業に集中できる環境を確保することも重要です。このたび追加された通知のスヌーズ機能を利用すれば、後でメッセージを確認する予定であることを相手に知らせることができます。


必要に応じて、スヌーズ期間を 30 分、1 時間、2 時間、4 時間、8 時間から選択できます。選択した期間中は、ご使用のすべての端末で通知がミュートされます。ミュート期間中は、プレゼンス インジケーターが月のマークに変わり、名前の横のステータス欄に対応可能になる時刻が表示されるので、他のユーザーも状況を把握することができます。

詳しくは、通知をスヌーズするをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 通知をスヌーズする

この記事は 9 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google カレンダーのアドオンで、サードパーティの会議用ツールがネイティブでサポートされるようになります。これらのアドオンを使用すると、カレンダーの予定からサードパーティのビデオ会議を直接作成または表示して、これに参加することができます。Chrome の拡張機能やダウンロードは不要です。

カレンダーの招待状に含まれるリンクをクリックするだけで、ウェブやモバイルから会議に参加できます。
Google は次の 5 社のパートナーと協力して、G Suite Marketplace で入手できるアドオンをリリースしました。今後もアドオンを増やしていく予定です。

  • Cisco (Webex integrationと提携)
  • Dialpad (UberConference integrationと提携)
  • LogMeIn (GoToMeeting integrationと提携)
  • RingCentral (RingCentral integrationと提携)
  • Vonage (Vonage integrationと提携)

G Suite の管理者は、ドメイン全体または選択した組織部門に対してこれらのアドオンをインストールできます。エンドユーザーもこれらのアドオンを直接インストールできます。

インストールした後アドオンを使用することで、新しく作成したカレンダーの予定にサードパーティの会議の詳細をシームレスに追加できます。これらの予定に含まれる他のゲストは、特定のアドオンをインストールしなくても、サードパーティの会議を参照して参加できます。

詳しくは、ヘルプセンターのサードパーティの会議用アドオンについての記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

詳細
ヘルプセンター: カレンダーにツールを追加する
ヘルプセンター: カレンダーのアドオンの利用を許可する

この記事は 9 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

オンラインでもオフラインでも同じ Gmail アプリを使用したいというご要望をこれまでいただいていました。Google の新しいオフライン機能はこれを可能にするもので、インターネットに接続していなくてもメールの検索、作成、削除、アーカイブ(最大 90 日間)をすることができます。

このネイティブ機能は Chrome のオフライン Gmail アプリより使いやすく、パフォーマンスも優れているため、2018 年 12 月 3 日をもって Chrome ウェブストアからChrome のオフライン Gmail アプリを削除することになりました。これは Chrome アプリをウェブに移行するための継続的な取り組みの一環です。

これに先立ち、今後もオフラインで利用したい G Suite 管理者には、自分のドメインで Gmail ウェブ オフラインを有効にしてから、ユーザーに次の操作を促すことをおすすめします。
 
  1. 個別の設定でオフライン Gmail を有効にする
  2. Chrome のオフライン Gmail アプリをアンインストールする

オフラインのときに Gmail を使用するには、Chrome ブラウザ(v61 以降)で mail.google.com にアクセスするだけです。

ネイティブのオフライン Gmail 機能は新しい Gmail だけで使用できることにご注意ください。

詳細
G Suiteアップデートブログ: 新しい Gmail をオフラインで使用する
ヘルプセンター: オフライン Gmail を使用する