管理コンソールの「カレンダーの管理者権限」の階層を変更
2021年2月24日水曜日
この記事は 2 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
カレンダーに関する設定を行うための管理者権限と、リソースを管理するための管理者権限を、別々に付与できるようになりました。
管理コンソールのカレンダーの権限セクションにある権限の階層が新しくなります。これまでは、カレンダーに関する管理者権限を設定するためには [すべての設定] チェックボックスを使用する必要があり、[すべての設定] チェックボックスをオン / オフすることで、カレンダー設定とリソース管理の両方の権限を同時に制御していました。今回、新たに [設定] チェックボックスを追加し、カレンダーの設定に関する権限をリソース管理に関する権限とは別に割り当てることができるようにしました。
これまでの階層 |
新しい階層 |
管理者のみ
階層が変わったことで権限の範囲がわかりやすくなり、より限定的なカスタムロールを作成してタスクを明確に委任できるようになりました。たとえば、次のような管理者権限を付与できます。
- ビルディングとリソースの管理のみを行える管理者権限
- 会議室情報の閲覧のみを行える管理者権限
- カレンダーに関する設定の変更のみを行える管理者権限
- 管理者: 管理コンソールで [アカウント] > [管理者ロール] に移動し、権限を指定する管理者ロールを選択します。[カレンダー] をクリックします。
- エンドユーザー: 必要な操作はありません。
今回の階層変更による、既存の既定のロールとカスタムロールへの影響はありません。さまざまな管理者権限とその定義について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 2 月 18 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
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