この記事は 12 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

変更点について今年、Google Chrome の「ドライブのファイル候補」機能のベータ版についてお知らせしましたが、2019 年 12 月 16 日以降、この機能がお客様向けに提供されるようになります。管理者の皆様には提供開始日までに、管理コンソールでこの機能を管理する新しい設定をご確認のうえ、ご調整いただきますようおすすめいたします。この設定について詳しくは、以下をご覧ください。

Chrome の「ドライブのファイル候補」機能を使うと、ユーザーは drive.google.com にアクセスしなくても、Chrome の URL バーから直接 Google ドライブ内のファイルを検索できるようになります。現在、この機能は以前にユーザーが Chrome で開いたことのあるファイルに制限されていますが、2019 年 12 月 16 日以降にブラウザを再起動すると、Chrome で開いたことのないものも含め、ドライブ内のアクセス可能なあらゆるファイルを検索できるようになります。

ご利用対象

管理者とエンドユーザー
今回の変更のポイント2019 年 12 月 16 日より、Chrome の「ドライブのファイル候補」機能がお客様の組織に対してデフォルトで有効になります。管理者の皆様は、管理コンソールの新しい設定からこの機能に組織部門レベル、グループレベルで管理アクセスできるようになります。[検索が行われるたびに、ログインしているユーザーに Google ドライブのファイル候補を表示する] がオンになっている場合、ユーザーは Chrome で各自の検索設定を変更して「ドライブのファイル候補」機能のオンとオフを切り替えることができます。

管理者が Chrome の「ドライブのファイル候補」を有効のままにした場合、Chrome 同期を有効にしているログイン中のユーザーには、同期されたアカウントに対するドライブ内のファイル候補が Chrome の URL バーに表示されるようになります(Chrome バージョン 69 以降)。ヘルプセンターをご覧のうえ、ユーザーが管理できる同期設定と管理の仕組み、および Chrome 同期のオンとオフの切り替えについてご確認ください。

必要に応じて、管理コンソールでこの機能を管理する新しい設定をご確認のうえ、ご調整いただくことをおすすめいたします。この設定の変更方法については、以下でご確認いただくか、ヘルプセンターをご覧ください。
ご利用方法
  • 管理者: 
    • 2019 年 12 月 16 日より前に、必要に応じて管理コンソールでこの機能を管理する専用の設定をご確認のうえ、ご調整いただきますようお願いいたします。詳細は、ヘルプセンターでご確認いただけます。
  • エンドユーザー: 「ドライブのファイル候補」機能がご利用のドメインで有効になっている場合、Chrome ブラウザで「ドライブのファイル候補」機能のオンとオフを切り替えられます。
    • Chrome ブラウザを開いて、その他アイコン > [設定] に移動します。
    • [ユーザー] で [同期] をクリックします。
    • [Google ドライブのファイル候補] をオンまたはオフにします。
詳細
この機能は、Chromebook、Mac、Windows などのオペレーティング システムで Chrome プロファイルにログインしたユーザーにご利用いただけます。
リリース時期
展開の詳細
G Suite のエディション
  • G Suite Basic、 G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education でご利用可能
  • G Suite for Education、G Suite for Nonprofits は対象外
    デフォルト設定
    • この機能はデフォルトでオンになり、組織部門レベル、グループレベルで管理できます。
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