この記事は 8 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

更新

2020 年 9 月 9 日: ウェブ版および Android 版本機能の計画的リリースに若干の遅延があり、本日より展開されています。iOS 版は即時リリースドメインでは展開済みで、計画的リリースへは 9 月 16 日以降段階的に展開されます。概要
先日、G Suite アプリ同士をより密接に連携できる新しい統合型ワークスペースについてお知らせしましたが、このワークスペースが、ウェブ版と Android 版の Gmail に展開されるようになります。iOS 版への展開のタイミングについては G Suite アップデート ブログで随時お知らせします。
Gmail は次の 4 つのコンポーネントで構成されるようになります。
  • メール: これまでと変更はありません。従来の Gmail をそのまま利用できます。
  • Chat: 1 対 1 または少人数のグループで直接メッセージをやり取りできます。
  • チャットルーム: チャット、ファイル、タスクを共有することができ、チーム プロジェクトを円滑に進めるうえで役立ちます。
  • Meet: 今後開催される会議を確認して参加することができます。
モバイル版 Gmail 内の [メール]、[Chat]、[チャットルーム]、[Meet] タブ
さらに、今回のリリースでは Gmail の画面を開いたまま、チームでドキュメントを開いて共同編集することが可能になり、そのときに作業をしていた場所で直接簡単にコラボレーションできるようになります。

また、作業に優先順位を付けて集中力を維持するのに役立つ新しいツールが導入され、次のことを行えるようになりました。
  • グループのタスクを割り当てる
  • チャットルームでタスクの更新について通知を受け取る
  • 重要なチャットルームを固定して、簡単にアクセスできるようにする
  • ステータスを「サイレント モード」に設定する
  • Chat でステータス(「不在」など)を通知して自分の時間を確保する
  • チャットルームで共有されたファイルを閲覧する
  • 統合された検索結果を表示し、ウェブ上でメールと Chat の結果を切り替える
  • 新しい会議を開始する、またはウェブ上の 「Meet」で今後の会議を確認する
Gmail の新しい統合型の環境により、どこで仕事をしていても高い集中力と生産性を維持し、効果的にコラボレーションできるようになります。
 
ご利用方法
管理者: これらの機能は、「Chat を選択」 が有効になっているすべてのドメインにリリースされます。「Chat を選択」は組織部門(OU)またはドメインレベルで有効にすることができます。支障が生じることのないよう、組織全体を一括して移行することをおすすめします。
今回のリリースに含まれる一部の機能では、管理コンソールで特定のサービスを有効にする必要があります。詳しくは、これらのサービスが正しく設定されていることを確認する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
エンドユーザー: Gmail の Chat および Gmail の Meet の有効化と無効化の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
リリース スケジュール
対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様
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