この記事は 7 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
Google Meet のライブ ストリームを改善するために、次の 2 つの機能の提供を開始します。
 
  • ドメイン間ライブ ストリーミング。これまで、ライブ ストリームを視聴できるのは組織内のゲストに限定されていましたが、信頼できる Google Workspace ドメインを管理者が Google Meet のライブ ストリームに対して設定できるようになりました。信頼できるドメインを追加すると、そのドメイン内のユーザーを組織が開催するライブ ストリームに招待し、視聴してもらうことができます。
  • ライブ ストリームの字幕。ライブ ストリームの開始時に、ユーザーが字幕を有効にできるようになりました。リリース時点では、ライブ ストリームの字幕は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語でご利用いただけます。なお、字幕機能は Google Meet のビデオ通話ではすでに利用可能です。

対象
管理者とエンドユーザー


利点
多くの企業では、全社員参加の会議や新人教育といった大人数のグループにメッセージを送る重要な会議を開催しています。Google Meet のライブ ストリームを使用すると、最大 100,000 人(一部のエディションでは 10,000 人)のユーザーが、ウェブまたはモバイル デバイスで会議を視聴することができます。
 
ドメイン間ライブ ストリームを使用すると、組織内のゲストだけでなく、信頼できる他の Workspace ドメイン内のゲストにもライブ ストリームを視聴してもらうことができます。
ライブ ストリームの字幕を使用すると、聴覚に障がいのあるユーザーがより簡単に会議に参加できるようになります。また、会議の音声を聞き取るよりもテキストを読む方が望ましいと考えるユーザーにも便利です。


字幕を使用すると、ライブ ストリームでの発言を文字として読むことができます
 

ご利用にあたって
  • 管理者:
    • ドメイン間ライブ ストリームのサポート: Google Meet のライブ ストリームで信頼できるドメインを追加する方法については、ヘルプセンターをご覧ください。
      • 信頼できるドメインのリストにはどのような Workspace ドメインも追加できます。ただし、信頼できるドメインを追加すると、それらのドメインのアカウントを持つすべてのユーザーがライブ ストリームにアクセスできるようになる可能性があるため、ご自身が管理するドメイン(子会社や学区内の学校など)のみを追加することをおすすめします。
 
  • エンドユーザー:
    • ドメイン間ライブ ストリームのサポート: 管理者が有効にしている場合はご利用いただけます。この場合は、ビデオ会議のライブ ストリーミングについてのヘルプセンター記事をご覧ください。
    • ライブ ストリームの字幕: ライブ ストリームが有効になっているすべてのユーザーにデフォルトでご利用いただけます。特定の会議でライブ ストリームの字幕を使用するには、会議の参加者がメインの会議でライブ ストリームの字幕を有効にしておく必要があります。ヘルプセンターでライブ ストリームでの字幕の使用 (内容更新中) をご覧ください。また、ビデオ会議のライブ ストリーミングについてのヘルプセンター記事もご覧ください。

リリース スケジュール
ドメイン間ライブ ストリーミング

ライブ ストリームの字幕

ご利用対象
  • Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外

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