この記事は 6 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
このたび、会議へのシンプルなアクセス設定を Google Meet に導入することになりました。これらは従来のクイック アクセスの会議設定に代わるものであり、クイック アクセスをデフォルトでオンまたはオフにする管理者向け設定は削除されます。このシンプルな設定は 2023 年 7 月 17 日からリリースされる予定です。
 
会議の主催者は、Google カレンダーの招待状または Google Meet 自体で、アクセスレベルを次の 3 種類から選択できるようになります。
 
  • 制限なし: 
    • 会議のリンクを知っているユーザーなら誰でも会議に参加できます。
    • 参加をリクエストする必要はありません。
    • ダイヤルインは誰でもできます。
  • 信頼済み: 
    • 会議の主催者と同じ組織に属するユーザーなら誰でも、リクエストなしで参加できます。
    • 組織外のユーザーであっても、Google カレンダーの予定を介して招待されているか、会議内から招待されていれば、リクエストなしで参加できます。
    • ダイヤルインは誰でもできます。
    • 上記以外のユーザーは、参加をリクエストする必要があります。
  • 制限あり:
    • Google カレンダーの予定を介して招待されたユーザー、または主催者によって会議内から招待されたユーザーのみが参加できます。
    • 上記以外のユーザーは、参加をリクエストする必要があります(主催者と同じ組織に属しているものの招待されていないユーザーや、ダイヤルインで参加するユーザーなど)。
 
また会議主催者は、ゲストが主催者よりも先に会議に参加することを許可するかどうかを設定できます。
 
 
 
 
新しい挙動が新規および既存の会議にどのように適用されるかについて詳しくは、以下をご覧ください。
 

Workspace エディション

新規の会議

既存の会議(クイック アクセスが「オフ」)

既存の会議(クイック アクセスが「オン」)

Business ユーザー

有料の仕事用アカウントで Meet をご使用の場合、新規の会議はすべてデフォルトで [信頼済み] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加できます。

会議はデフォルトで [制限あり] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加することはできません。

会議はデフォルトで [信頼済み] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加できます。

Education ユーザー

有料の学校用アカウントで Meet をご使用の場合、新規の会議はすべてデフォルトで [信頼済み] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加できます。


 

また、Google Classroom を介して作成された会議は [制限あり] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加することはできません。

会議はデフォルトで [制限あり] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加することはできません。

会議はデフォルトで [信頼済み] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加できます。

 

Workspace Individual、Google One、個人の Google アカウントをご利用のユーザー

新規の会議

既存の会議

新規の会議はすべてデフォルトで [信頼済み] に設定され、ゲストが主催者よりも先に参加できます。

 

Google カレンダーの招待状を介して会議に招待されたユーザーはすべて、[信頼済み] とみなされます。

以前に主催者が作成した会議もデフォルトで [信頼済み] となり、ゲストが主催者よりも先に参加できます。

[制限あり] の会議を作成するオプションは表示されません。

  対象
管理者とエンドユーザー
 
 
利点
会議をできるだけスムーズに行えるように、クイック アクセスの設定を、会議の開催者と主催者向けのより直感的でわかりやすい一連の設定に置き換えることにしました。
 
 
ご利用にあたって
 
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様
  • 個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方