この記事は 8 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要
2017 年にご案内した従来の Google サイトから新しい Google サイトへの移行について、2019 年にはドメインの移行期限を 2021 年末とする旨をお知らせしておりました。今回は、より詳細なタイムラインと、移行管理のために管理者およびユーザーにご利用いただける新しいツールをご案内いたします。
2021 年末までに新しい Google サイトに完全移行するためのタイムライン
以下は、旧版から新版への詳しい移行タイムラインをまとめたものです。
  • 現在ご利用可能 - 旧 Google サイト管理ツール。管理者とユーザーの新しい Google サイトへの移行管理を支援するツールです。詳しくは、後述の内容をご確認ください。
  • 2020 年 8 月 13 日以降 - 新しい Google サイトがウェブサイト作成のデフォルトのオプションになります。詳しくは、後述の内容をご確認ください。
  • 2021 年 5 月以降 - 以前の Google サイトでは新しいウェブサイトを作成できなくなります。このため、組織での新たなウェブサイト作成には、新しい Google サイトのご利用が必要になります。
  • 2021 年 10 月以降 - 以前の Google サイトで作成された未移行のサイトは、編集できなくなります。
  • 2021 年 12 月以降 - 以前の Google サイトではウェブサイトのコンテンツを表示できなくなります。以前の Google サイトで作成された未移行のサイトは、自動的に次のようになります。
    • アーカイブとしてダウンロードされます。
    • サイトのオーナーが確認して公開できるよう、下書きとして新しい Google サイトに移行されます。
各移行ステージの詳細については、移行中に随時 G Suite アップデート ブログでお知らせします。以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。

今すぐユーザーが新しい Google サイトを利用できるようにする
ドメイン内にまだ新しい Google サイトを利用できないユーザーがいる場合は、それらのユーザー グループの新しい Google サイトを有効にするとともに、以前の Google サイトでの新規作成を無効にすることをおすすめします。これにより、以前の Google サイトで作成されて移行が必要になるサイトの数を減らすことができます。以前の Google サイトで既存のサイトを表示および編集することは、引き続き可能です。ユーザーの新しい Google サイトを有効にする方法について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。

「旧 Google サイト管理ツール」がご利用可能に
旧 Google サイト管理ツールという新しいツールをご用意しました。このツールを使用すると、以前の Google サイトを閲覧したり、概要を Google スプレッドシートに書き出してプロジェクト管理に役立てたり、以前の Google サイトを変換したりできるほか、サイトのアーカイブまたは削除を一括で行うことも可能です。現在のところ、ドメインで以前の Google サイトを使って作成されたサイトのうち、特権管理者はすべてを、ユーザーは自分がオーナーになっているサイトを閲覧、管理できます。このツールの使い方について詳しくは、G Suite 管理者向けガイド(英語)とエンドユーザー向けガイド(英語)をご覧ください。
  
2020 年 8 月 13 日以降は新しい Google サイトがデフォルト オプションに
2020 年 8 月 13 日より、新しい Google サイトがウェブサイト作成のデフォルトのオプションになります。このため、管理者が以前の Google サイトと新しい Google サイトの両方を有効にしている場合、ユーザーが sites.google.com にアクセスすると、sites.google.com/new にリダイレクトされるようになります。このリダイレクト先から、新しい Google サイトでのサイト作成のほか、新しい Google サイトの閲覧と管理を行えます。新しい Google サイトのホームページで [以前の Google サイトに戻す] ボタンをクリックすれば、旧バージョンを使用することも可能です。

対象
管理者とエンドユーザー

利点
新しい Google サイトには、お客様からのご意見を踏まえたうえで、ご要望の多い以下の機能が追加されてきました。
  • 管理者権限: ユーザーにドメイン内のサイトの編集と作成を許可するかどうかを、管理者が設定できます。
  • セクションのレイアウトと事前に作成されたテンプレート: これらを利用することで、サイトの作成に慣れていなくても、簡単なクリック操作でウェブサイトを作成できます。
  • 変更履歴: 編集履歴を表示したり、以前のバージョンに戻したり、誰が変更したかの履歴を確認したりできます。
  • 新しい種類のタイル: 目次、画像カルーセル、折りたたみ可能なテキストなどを使って、ウェブサイトのコンテンツをより表現力豊かなものにすることができます。
  • カスタム URL閲覧者への公開: ウェブサイトのコンテンツを共有するための機能です。
これらの改良を重ねた結果、新しい Google サイトは高度な機能とシンプルな操作性を兼ね備えたツールとなり、デザイナー、プログラマー、IT スタッフといった専門家の助けがなくてもウェブサイトの作成が可能になりました。お客様のご利用事例については、リモートワークと遠隔学習のための Google サイトの活用方法でご確認いただけます。G Suite 管理者向けの新しい Google サイトの使い方に関するヘルプセンター記事もあわせてご確認ください。

ご利用にあたって役立つ情報
管理者: 
  • 新しい Google サイトのデフォルト化: 新旧の Google サイトが有効になっている場合、デフォルトでは新しい Google サイトが使用されるようになります。新しい Google サイトは組織部門またはグループ単位で有効または無効にすることができます。新しい Google サイトを有効にする方法については、ヘルプセンター記事をご確認ください。
  • 旧 Google サイト管理ツール: 詳細については、旧 Google サイト管理ツールに関するヘルプセンター記事をご確認ください。また、こちらの移行ガイド(英語)をご覧のうえ、移行計画を立ててください。
エンドユーザー: 
リリース スケジュール
新しい Google サイトのデフォルト化:
旧 Google サイト管理ツール: 
  • リリースは完了しています。
ご利用対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と個人の Google アカウントを持つユーザー
関連情報
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